食べて応援!三陸常磐フェア 第3弾開催!
生鮮流通プラットフォームを展開する株式会社フーディソン(本社:東京都中央区、代表取締役CEO山本徹、証券コード:7114、以下当社)は、当社運営の魚屋「sakana bacca」にて、三陸・常磐エリアを中心とした水産加工品メーカーの商品を販売する「三陸常磐フェア」を2月9日(木)より開催いたします。
東日本大震災から10年以上が経過しておりますが、被災地域の水産業は販路を失い、未だに震災前ほどの売上が確保できていない状況です。三陸常磐フェアでは東日本大震災被災地域における水産加工業等の復興を支援する復興水産加工業販路回復促進センターと連携し、当フェアを通じて三陸常磐エリアの水産加工品のおいしさや魅力をお届けします。
いまだ回復しない、東日本大震災により失われた販路
水産庁が令和4(2022)年1~2月に実施した「水産加工業者における東日本大震災からの復興状況アンケート(第9回)の結果」によると、水産加工業者の約7割が「生産能力が震災前の8割以上まで回復した」と回答しているのに対し、売上げについては「震災前の8割以上まで回復した」と回答した水産加工業者は約5割に留まっており、生産力に比べ販路がいまだ十分には回復していないことがわかります(*1)。また、売上げが戻っていない理由として約2割が「販路の不足・喪失」を挙げています(*2)。
〈水産加工業者における生産能力及び売上の回復状況〉
*1 水産庁 水産加工業者における東日本大震災からの 復興状況アンケート(第9回)結果より
〈水産加工業者の売上が戻っていない理由〉
*1 水産庁 水産加工業者における東日本大震災からの 復興状況アンケート(第9回)結果より
2020年度より水産加工品の販路拡大のため継続的な取り組みを開始。2022年度フェアではメーカー29社の商品2万6千点以上を販売
フーディソンではかねてより当該地域の水産加工品を取り扱ってまいりましたが、2020年度より復興水産加工業販路回復促進センターの委託を受け、毎年当社運営の飲食店向け生鮮品EC「魚ポチ」にて東日本大震災被災地域の水産加工品をPRする「三陸・常磐の水産加工品特集」を企画・実施しており、2022年度には「sakana bacca」でも同フェアを実施し、12月までのフェア実施期間中にメーカー29社の商品2万6千点以上を販売しています。今後も引き続き「魚ポチ」や「sakana bacca」でのPR販売を実施してまいります。
〈フーディソンの三陸・常磐水産加工品販売実績(フェア実施期間のみ)〉
フェア概要
開催日:2023年2月9日(木) ~ 2月22日(水)
開催場所:sakana bacca全8店舗(中目黒、都立大学、中延、豪徳寺、五反田、グランスタ東京店、エキュート品川店、新橋)
内容:三陸・常磐エリアを中心とした水産加工品の販売プロモーション
取扱商品:イワシ、牡蠣、サバ、スルメイカなどの加工品、及び加工品を使ったオリジナル丼『金華さばとスルメイカの漬け丼』
フェア限定販売『金華さばとスルメイカの漬け丼』880円(税込)
『復興水産加工業販路回復促進センター』について
復興水産加工業販路回復促進センターは東日本大震災被災地域における水産加工業等の発展を支援することを目的として、全国水産加工業協同組合連合会(代表機関)、公益社団法人日本水産資源保護協会、一般社団法人大日本水産会および東北六県商工会議所連合会の4つの団体が構成員となっているコンソーシアムです。水産加工品メーカーだけでなく、消費者や飲食店にも向けたPRサイト「UMIUMA(うみうま)」を運営し、産地の魅力を発信しています。
sakana baccaについて
sakana bacca(サカナバッカ)は都内に8店舗(中目黒、都立大学、中延、エキュート品川店、五反田、豪徳寺、新橋、グランスタ東京店)を展開する魚屋です。日本の豊かな「魚食」の文化を一般の方にも広く伝えたいという想いから、日本の風景から減りつつある街の魚屋をモダンにアップデートし、食べて美味しいだけではなく、魚を知り、体験できるお店作りを目指して、東京ではあまり流通していない魚種や高鮮度の鮮魚を産地や市場から仕入れています。SNSやECなども活用し、オンラインとオフラインを掛け合わせた新しい購買体験を提供することで魚離れの進む若い世代も含め幅広い世代にご利用いただいています。